スミノイエとは 炭と換気の仕組み

Carbon Air Clean
Systemk「炭の家」

特許取得のカーボンエアクリーンシステム「炭の家」

スミノイエ(ホーム企画センター)の特許工法「炭の家」では、炭を敷設し、さらに病院の手術室などに使用されている第二種換気と組み合わせることで、新鮮な外気を24時間取り入れながら、炭の層を通ったキレイな空気を家中に広げる「健康住宅」を実現しています。

SUミinoie=「炭の家」

病院の手術室に使用されている「第2種換気」と組み合わせた独自のカーボンエアクリーンシステム

機械による24時間換気システムには、3種類ありますが、炭の家では第2種換気を採用しています。
換気ユニットから強制的に外気を給気し、ユニット内のフィルターと炭の層を通すことで、有害物質を取り除いた上質な空気だけを室内に取り込みます。
また、吸排気にダクトなどのパイプを使用していないため、炭の層を通ったキレイな空気がそのまま室内に広がるだけでなく、パイプ内の汚れたホコリによる換気機能の低下もありません。
一般的な第3種換気(強制排気)と比較すると、換気効率が良く、新鮮な空気を確実に供給出来るメリットがあるため、病院の手術室や工場のクリーンルームなどでも使用されています。

一般の住宅(第三種換気)の給気と排気の様子の図

「給気を自然給気+排気を強制排気」で行うため、汚れた外気をそのまま給気することと室内に隙間風等が入る負圧の状態になりやすいデメリットがあります。[負圧]屋外に比べて室内の気圧が低いこと。室内が負圧になると、屋外と同じ気圧に保つために、隙間から風が入り込む。

炭の家(第一種・ニ種換気)の給気と排気の様子の図

「ファンによる加圧換気」を行うため、室内の圧力が正圧に保たれるため、ホコリが侵入しにくく新鮮な空気を確実に供給できるメリットがあります。[正圧]屋外に比べて室内の気圧が高いこと。室内が正圧になると、室内の空気が外へ出て行こうとするため、隙間風等が入り込まない。

Point 特許「炭の家」4つの特徴

  1. 外気取り入れ口は、虫を寄せ付けないサイクロン給気フード付

    換気ユニット 画像

    風雨をさえぎり、外気と共に侵入する虫や異物などを除去する外気取り入れ口より、新鮮な空気を取り入れ、換気ユニット(カーボンエアクリーンシステム)へ。換気ユニットではPM2.5などの汚染物質や花粉、塵やダニの排泄物まで取り除いた外気を炭の層へ。さらに炭の層を通ったキレイな空気だけを室内へ送り出します。
    また、温水パネルと連動しているため、冬場の冷たい空気は暖められて室内へ送り込むため常に快適で健康的な空気環境が実現します。
    電気代は一般的な換気システム(第1種・第3種)と変わりません。※フィルターのお手入れは表面のゴミやホコリ類を月に1度を目安に掃除機で取り除くだけです。

  2. 1階の床下・天井に炭1トンを敷設※アリアスタイルの場合

    1階天井 1階床下 画像

    換気ユニットを通った空気が、この炭の層を通過して室内に供給されます。
    炭にある無数の孔は湿気を吸い取ったり、水分を放出したり湿度調整を行うとともに、有害化学物質を吸着し、空気を清浄化。
    24時間365日、快適な室内環境を保ちます。

  3. 給気口

    給気口(2階床) 画像

    1階と2階の床に設けられた給気口から、炭の層を通したクリーンな空気を、室内に循環させます。

  4. 圧力バランサー(自然排気口)

    排気口 画像

    気圧バランスを整え、室内の汚れた空気を排出します。

炭バリアで4つの予防 炭と換気のチカラを見る

Episode 特許工法「炭の家」誕生秘話

きっかけは、あるご家族のクレームから。

すべてのはじまりは、あるお客さまからの1本のお電話でした。
お引渡しをした新居に引っ越した途端、お嬢さんにぜんそくの症状が出始めたというのです。
今でこそ”シックハウス症候群”という言葉は広く認知されていますが、当時はまだ一般的ではありませんでした。
何が原因なのか思い当たらなかったのですが、ご自身でもいろいろ調べていたお母さまが、「裏側に炭の粉を塗った壁クロスに張り替えたら咳が治まったケースがあると聞きました。わが家もこのクロスに張り替えてはどうでしょうか。」とご相談に来られたのです。
そこで、ご希望に応えて家じゅうのクロスを張り替えたところ、お嬢さんの症状がピタリと治まったのです。
お客さまも喜ばれ、当社としても胸をなで下ろしたのですが、この出来事は家づくりに対する当社の発想を大きく変えるきっかけとなりました。

2100年前の墓から学んだ、炭の力。

このような健康トラブルは、家の建て方ではなくクロスに使用されている接着剤や化学物質に問題があるのではないか。brさらにお客さまの事例を考えると、炭そのものが健康に何らかの良い影響を与えているのではないか――
そんなことを考えていたある日、テレビで中国湖南省の馬王堆古墳という2100年前の墓の話題が取り上げられていました。
5tの炭に囲まれた棺の中から、死後まもないと思えるほど生々しい遺体が出てきたという。驚きましたね。
炭というのはそんなすごい力があるのか、と。
当社が本格的に炭を使った住宅の研究に取り組み始めたのは、それからです。

画期的な炭換気システムで特許を取得。

シックハウス症候群のおもな原因は、空気中の化学物質やダニ・カビ、さまざまなばい菌などがあります。これらをきちんとコントロールすることが健康住宅の大切な条件です。
多孔質の炭には、これらの有害物質を吸着する働きはもちろん、湿度を調節する働きもありますから、ダニ・カビの原因となる湿気を防ぐ上でも有効です。
日本でも古来からこの働きを建築に利用した「敷き炭」「置き炭」という方法があります。
しかし高断熱・高気密な現代住宅の場合、室内の空気が動きにくいため、ただ炭を置いておくだけではその周辺の空気しか浄化できない。だから換気経路が重要になるのです。
家じゅうの空気がつねに炭に接した状態をつくるために、当社は北海道立北方建築総合研究所との共同研究を開始しました。
その結果、第2種換気により吸気ファンから室内に新鮮な外気を取り込み、炭の層を通して室内に循環させ、室内の空気を排気口から自然排出する24時間換気システム「炭の家」~カーボンエアクリーンシステムの共同開発に成功。おかげさまで特許を取得しました。

キレイな空気で健やかに、自由なデザインで心地よく、いつまでも快適に。