石川レポート web版

石川レポートWeb版。当社の営業担当石川が、スミノイエの情報や家づくりのこと、プライベートのできごとを綴ります。

2022/11/09

ミニバス 2022秋季大会 初戦

こんにちは。



ついに2022年秋季大会の
初戦に臨んだ
我がチームです。



我が家の⑤の次男、⑦Y君の
メインメンバーの2人を学級閉鎖の
影響で欠いた我がチーム。



状況は不利ですが、相手にも同じ事は
起きてるかもしれませんし、ウチの
残ったメンバーの士気はむしろ
『出場できない3人の分もがんばる
と上がってるかもしれません。

↑ 俺たちも一緒に戦う



試合前に相手の指導者の方と話をすると
相手は全員参加とのこと。ですが
コロナ対策で直前も練習をしてないし
前日まで学級閉鎖だった子もいたそうです。



我がチームが不利なことに変わりは
ありませんが、相手は
ベストメンバーで良かった。
※けどちょっと複雑な気分・・・。



いやいやウチの方がシードのチームです。
これくらいの劣勢をはね返せないようじゃ
目標の全道大会へは行けません。



さあ。いよいよ試合開始です
と思いきや、ここで僕も
初めてのハプニングが
 
↑ 我がチームは白ユニフォーム。



選手達は試合開始の挨拶をしてるにも
関わらず、ベンチの石川、スコア係の
マネージャーさんと話してます。



試合前に1Q、2Qに出場するメンバーを
記入して提出し、その通りのメンバーが
出場しなければならないのですが
登録されたメンバーは、僕の想定と
違うメンバーでした。



話を聞くとマネージャーさんが
間違えてメンバー表を記入して
提出していたそう。



開始直前の更なるハプニングに
3Qのメンバーをどうするか?
を考えるのに必死で試合を
集中して見てられません。



しばらくドタバタしましたが
試合は互角の展開。ウチは④Y君が
自分で決める+DFを引きつけ
周りにいいアシストができてます。

↑ 一人抜いて、ノーマークの⑧F君に
  ナイスアシスト。



対する相手は⑤の個人技と⑦の高さ。
⑤のフローター(フワッと浮かせる)
シュートはなかなかの精度です。
それが外れても
⑦にリバウンドを拾われます。



この⑦に拾われるのは絶対に防ぎたい
それをずっと練習してきたのです。
これが勝負のポイントです。

↑ シュート後の相手チームに
  リバウンドをとらせないように
  抑え込む。写真のタイミングが
  ズレましたが、この後
  もっとしっかり押さえてました。



そんな1Qは全くの互角。
12-12で2Qへ。続く2Qの我々は
想定外の登録のベストメンバー。
相手はセオリー通りに戦力半分のメンバー。



このQは我がチームが絶対に有利。
しかし、次の3Qは我々が
圧倒的に不利になるので、
ここで出来る限りのリードが必要です。
※圧倒的不利の理由は
 後ほど説明します。



このQでは、いつもはベストメンバーに
あと少し届かない⑪S君がこの日は
ベストメンバーとして躍動します。



このQで得点も4得点、僕が重視する
DFでも自分の相手にいいプレイをさせず
ボールに食らいついてくれました。
今日は彼、期待できそうです。

↑ 相手のボールをつかみにいきます。
  これが大事なんです



他にも長身の4年生⑨Y君も
リバウンド、こぼれ球、相手に
必死に食らいつきます。彼の
高さ、がんばりも勝利には
絶対に必要です。



そんな2QはDF力が光り、相手に
自分達のプレイをさせない事に成功し
このQは13-1。前半を25-13の
12点リードで折り返します。



ハプニングもありましたが、前半は上々。
しかし、この後の3Qのことを考えると
もう少しリードしたかったというのが
正直、本音です。



そんな3Q。相手はセオリー通りの
ベストメンバーが出てきます。
対する我がチームは・・・。



大黒柱⑥O君。ボール運び⑩H君。
テクニシャン⑬H君。そして
まだはじめたばっかりの
⑰長身のH君。⑱3年生のH君。
の5人です。



ミニバスは10人ルールという
ルールがあり、1から3Qのうちに
最低10人は1Q分6分に
必ず出場しなければならない。
というものです。



今回の我がチームは1.2Qで
まだ7人しか出場してないため
残り3人をここで必ず
出場させねばなりません。



ミニバスはこのルールの影響で
1.2Qは戦力を半分にして全員出場。
後半の3.4Qは最強メンバー
という作戦がセオリーです。



自分もセオリー通りに
⑰H君、⑱H君をそれぞれ1.2Qに
分散させる予定でした。



それが2人かたまってしまい、
ベストメンバーはO君だけとなると
このQはかなりの劣勢が予想されます。



そんな中、僕の指示は
『とにかく時間をかせぐ(消費する)』
というものです。



正直、このメンバーで得点が期待できるのは
⑥O君、⑩H君です。しかし、⑥O君は
今回ボール運び、コントロールを
しなければならないので、負担が大きい。



⑩H君も最近成長してますが、
周りが見えなくなる傾向があり
ボール運びが精一杯で、得点まで
期待するのは少し厳しい。



しかし、点は取れなくても相手に
得点させず、このリードを守って
最終Qにつなげればいいのです。



となれば、何も得点ができなくても
いいんです。極端な話、シュートさえ
しなくてもいいんです。攻撃の制限時間
24秒を最大限使って、時間をかせげばOK。



本当はこんな指示したくないですし
子供達も困惑したと思います。
しかし、今日勝つにはこれしかない



そんな3Q。とは言っても相手は
ベストメンバーです。時間かせぎ
作戦もおそらくバレてると思います。



それにしてもこんな時は時間が永い。
たった6分が永遠に感じます
じりじり追い上げられます。



それでも困惑しながら、5人全員が
自分のできる事を最大限がんばって
残り25秒の時点で25-25の同点。



ほぼ目標達成のところまできました。
しかし、最後の攻撃となった時点で
緊張の糸が切れたのか、立て続けに
パスミス。それを連続で決められ
このQは0-16。最後が痛かった。



スコアは25-29。と4点ビハインドで
最終4Qへ。それでも3Qのメンバーは
本当によくがんばってくれました。

↑ コーチ二人は喜んでますが・・・。



しかし⑥O君、⑩H君は
泣きながらベンチに帰ってきました。
ミスが悔しかったのと、想像以上に
プレッシャーがかかっていたのでしょう。



公式戦の大舞台で、いつもと全然違うプレイを
させたのを本当に申し訳なく思います。
しかし⑥O君はベストメンバー。
次も出場なので泣いてる場合ではありません。



さあ。泣いても笑っても最終の4Q。
まずはこの4点差を追いつかねばなりません。
メンバーは2Qと同じベストメンバー。



ここは我々の持ち味のDFが光りました。
④Y君が素晴らしいDFで相手のボールを
カット。そしてプレッシャーから解放され
いつものプレイができる⑥O君が
元気に前を走り、速攻のレイアップ。

↑ やっと彼が生き生きしてきました。



このパターンが連続で続き、
あっという間に追いつきます。
DFとリバウンド。ずっと練習してきた
事を全員が忠実にやってくれます。



やるべきことをしっかりやってるので
流れは悪くないのですが、ここで
⑤次男と⑦Y君が不在の影響が。



本来ウチの攻撃の中心は④⑤⑥の3人
なんですが、⑤の次男がいないので
いまいち上手くボールが回りません。



今日のベストメンバーの形で練習する
ことはほぼないので、攻めが④Y君に
偏ってしまい、それは相手にも
読まれて警戒されます。



なので、DFはがんばっていて相手に
得点はさせていないのですが、
我々の得点も伸びず、膠着状態。



しかし、この状況を打開してくれたのは
2Qで期待を感じさせてくれた⑪S君。
思い切りよくゴールに向かい
バスケットカウントをとってきました

↑ 相手にぶつかられながらも力強く
  シュートも決めてきました。
  これも練習の成果。



いつもはベストメンバーではない
今日の彼のような選手ががんばってくれると
チームは盛り上がるんです。
そしてこの活躍は彼の今後の
自信にもつながるはず。



そして、この後も一進一退ですが
O君が連続でゴールを決め
勝負はいよいよ終盤戦へ。
ここで相手のタイムアウト。
 
↑ 残り1分18秒。35-32
  我々の3点リード。しかも
  我々のスローインからの再開。



残り時間を考えると我々が
かなり有利な状況です。
2点差は1ゴールで追いつかれますが
3点差は1ゴールでは追いつきません。



しかも我々のスローインからなので、
我々にはまだ2.3回攻撃の権利があります。
この攻撃で得点できれば、5点差になり
決定的な点差です。



しかし、ここでラッキーボーイの
⑪S君が痛恨のダブルドリブル・・・。
この終盤でミスが。



ですが、仕方ありません。その後の
相手の攻撃は全員で必死にしのぎましたが
リバウンドを拾った相手⑨にファール。



その⑨にフリースローを1本決められ、
1ゴール(2点)差に詰め寄られました。
しかし、まだ我々がリードしてます。



残り時間は約50秒。時間的には
お互い1回ずつ、攻撃のチャンスがあります。
ここで冷静に攻めて、4点差にすれば
ほぼ我々の勝ちですが、子供達は
冷静さを失っています。



④のY君が熱くなってしまい、
ゆっくり攻めるべきのこの場面で
猛スピードで一人で突っ込みます。



このシュートが外れ、相手にリバウンドを
抑えられます。残り時間は約40秒。
勢いに乗った相手に一気に攻め込まれ
⑦にレイアップを決められます。



約40秒前には圧倒的に有利だったのに
残り約30秒でついに追いつかれて
しまいました。しかもこの流れは
相手のペースです。



コーチ石川、残したタイムアウトを
とるべきか否か?この数秒の状況で
考えましたが、選手達を信じ
タイムはとりませんでした。
これがどう影響するか?



さあ。残り時間は約30秒。最終局面です。
ボールは④のY君が運びますが
全員、プレッシャーがかかって動きが固い。
正直、ボールが来ないのを願ってる子も
いたと思います。



そして決め手がないまま、パスを回す
だけの状況が続き、攻撃の制限時間が
なくなっていきます・・・。



そこで最後にボールが回ってきて、
勇気を持って迷わずシュートに
いったのが、今日の
ラッキーボーイの⑪S君。
 



このシュートが・・・。








入ったんです!!!
これで37-35。勝ち越しです。
そしてそのまま相手の最後の攻撃を
しのぎ切り、タイムアップ。やはり
ラッキーボーイは持ってる男でした。



いや~。何とか勝てました。
本当に長い記事になってしまいましたが
今までお付き合いいただき
ありがとうございます。



コロナのメンバー欠場。
メンバー表の間違い。
など、過去にないトラブルに
見舞われた中で勝ち取れたこの勝利。



今までで一番印象深く、
本当に疲れた試合でした。
胃が痛すぎて、
潰瘍ができたかと思うくらいです。



それでも何はともあれ、
勝てて良かった。欠場したメンバーや
マネージャーさんが責任を
感じなくて済んだのも
本当に救われました。



子供達は本当によくがんばってくれました。
そして、これでブロックのベスト4に進出。
次は全道大会をかけた準決勝です。
その様子は次回に続きます。

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