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2025/07/07
ミニバス 2025年春季大会 2回戦
こんにちは。
ミニバスの今年度最初の
公式戦『春季大会
』で
勝負の2回戦目に臨む
我がミニバスチームです。

↑ トーナメントをおさらい。
前日の初戦に快勝し、翌日の
2回戦に駒を進めた我がチーム。
ベスト4をかけて戦うのは
12のチームです。
このチームは昨年の12月の新人戦の
準優勝チーム。GWに練習試合をしており
その際は我がチームが2点差で
辛くも勝っています。
お互いの戦力は石川の見立てでは
ほぼ互角。しかし相手に6年生が多いので
身長差や体格差、フィジカルの部分は
相手が有利です。
一度勝ったからといって
気を抜くなんて事は、絶対にありません。
それは子供達もわかってます。
この日の本番までの
約1か月半、この相手を想定して
しっかり練習をしてきました。
子供達が練習の成果を発揮できるか?
目標の優勝まで、もう一歩近づけるか?
さあ
試合開始です

↑ 白ユニフォームが我々。
ジャンプボールの直後、こぼれ球を拾った
⑤H君が得意のロールターンからの
レイアップで幸先よく先制。

そして次のDFですが想定外の事が。
※試合前のアップの際にもあれ?っと
思っていたのですが。
相手のメンバーの⑰の子ですが
前回の練習試合にはいませんでした。
※そういえば、以前相手チームに
他のチームから移籍した子がいる。
と情報はありました。
いざ相手の攻撃がはじまると
この⑰の子が攻めの中心ではないですか。
彼はスピードもテクニックもあり、さらに
力強いステップで積極的に我々の
ゴールに向かってきます。

↑ なかなか手ごわい。
石川の計算では相手の得点源は④で
フィジカルの強い⑤。この2名をウチは
⑤H君と⑥N君でしっかり守る。
というプランだったので、④に匹敵する
攻撃力の⑰の突然
の登場は焦りました。
実際にコートの子供達もとまどいが
あったようですが、この場面で
期待に応えてくれたのは⑦K君。

↑ 見にくいのですが、⑰から
素早くボールを奪い、その後
速攻で得点につなげてくれました。
5年生の⑦K君と2Qに登場する⑧T君は
どちらも5年生で、身長はまだ130㎝前半。
今は小柄な彼らですが、これから
背は必ず伸びます。

そんな彼らのDF力(脚力や読み)
は彼らがもっと小さい頃から
石川はずっと期待していました。
それが5年生になった今年度からは
ますます良くなってきて、二人共
ベストメンバーの座を勝ち取りました。
そんな⑦K君のDFは20㎝近く大きい
相手の⑰にも決して負けませんでした。
彼らのDFはバスケにおいて
背が小さい事は
決して不利じゃない
というのを示してくれてます。
そんな⑦K君のがんばりに応えるように
DFではチームで守り、OFでは各自
積極的な姿勢が見れました。

↑ こちらも5年生⑩S君。彼も5年生ながら
チーム№シューター。
このフリースローも2本とも
しっかり決めてくれました。
このフリースロー以外にも
⑩S君はミドルシュートを2本決めました。
彼のシュート力は今後のチームの
戦略を広げてくれるはず。
そんなこんなでスタートの
心配をよそに5年生達が躍動
し
このQは15-9といい流れで
2Qにつなぎました。
さあ!そんないい流れの2Q。
ここは相手メンバーも想定内。
警戒すべきなのは⑦ですが
彼は⑧T君に任せます。
そんな2Qでも5年生のがんばりが
目立ちました。


↑ ⑨Y君も5年生。
スルスルっと
ゴールへ向かっていき
リバウンドを何本もとってくれました。
⑨Y君に飛び込まれてる相手選手は
おそらくコーチに怒られてますね。
こうしてメンバーを紹介してると
我がチームは5年生の活躍が
目立っています。ということは
来年のチームは強くなりそうです。
ですが、大事なのは今です。
そんな2Qは
⑨Y君がたくさんリバウンドをとって
くれましたが、その後のシュートが
なかなか入らなかったのは課題です。
リバウンドの後に自分がどこにいるか?
味方や相手はどこにいるか?
すぐシュートにいくのか?
無理せず一度もどって、再度OFを
組み立てるのか?こんな判断を
全ての場面で一瞬で求められるので
小学生にとっては難しいスポーツです。
※大人も難しい・・・。
このQは一進一退の攻防でした。
⑦は⑧T君がしっかりおさえてくれましたが
相手の⑩が想定外の攻撃力。

相手⑩は今後の期待も込めて
⑨Y君に任せましたが、一人で
守るのは大変でした。
練習してきた
チームで守る
というカバーの練習が
2Qメンバー達はまだ足りませんでした。
石川解説だけを見てる皆さんは
5年生の活躍が中心に見えますが
この一進一退の攻防でがんばってくれて
最も頼りになるのは、やはり6年生。
キャプテンの④H君でした。


↑ ④H君がファールをもらい
なおかつシュートも決めた
バスケットカウントの瞬間です。

写真は小さいのですが、④H君
シュートが決まったあとガッツポーズ
で
『うおーーーー
』と
吠えたんです。
普段おとなしい彼には、もっと
リーダーシップをおもてに出して
チームを引っ張ってもらいたい。
と常日頃から思っているコーチ陣も
顔を見合わせて『Hが吠えた
こんなの初めてですね。
』と
ビックリな反面、嬉しかったですね。
やはり公式戦という雰囲気は特別なのと
試合の中で子供達は成長するんだなと。
そんな一進一退の2Qはスコアも
13-13と全くの互角。しかし終了間際に
ちょっと不運な
ファールで相手に
フリースローを決められ、雰囲気
流れは相手に傾いた感じがしました。
24-18と6点リード
してはいますが、若干嫌な感じ
で
お互いベストメンバーの後半戦へ。

↑ たくましい背中になってきたかな?
そんな後半のスタートですが
我がチームはOFがいまいち
うまくかみ合いません。
何だか迷いながらプレイしてるような
普段はやらない『なんだそれ。
』
ってシュートがあったり
、惜しい
シュートが外れたり、パスミスが
あったり・・・。
相手が特別いいわけでもなく、しかし
しばらくこんな調子が続き
6点のリードはあっという間に
なくなります。

ここでタイムをとるか?
石川的には試合中も悩みましたが
前回は子供達が自分の力で立ち直ったので
今回もそれに期待することに。
その後、ようやく少し持ち直しましたが
それでも3Qの後半、良くないプレイが
立て続けに起こり逆転されたところで
たまらずタイムアウト。

↑ ほぼノーマークで
速攻を持ち込まれてます。


これは絶対ダメ

良くないプレイというのは・・・。
前半からもいくつかありましたが
惜しいシュートが外れた

その後です。
完全なノーマークのレイアップや
ゴール下でのシュートは必ず
決めなくてはなりません。
これを外すと流れが絶対にきません。
むしろ相手に流れがいってしまいます。
一方ドリブルでDFを抜いて持ち込んだり
チームでパスをつないで得たなどの
シュートチャンス。カバーDFの
圧や疲労、緊張感もあるので
外れることもあります。
※これは日頃の練習で、できる限り
確率をあげるように、試合を
想定した練習が必要です。
問題はこの後です。
シュートが
外れてもすぐにリバウンドを取りに
いったり、それがダメでもすぐに
気持ちを切り替え次のDFの準備を
素早くする。そしてその後も
いつもやるべきことを
集中してやり続けているか?
それがこの時のコートの5人は
全くできていませんでした。
惜しいシュートが外れた気落ちから
OFからDFに切り替えるのが遅い。
リバウンドに備えて相手を押さえない。
お互いに声をかけて励まさない。
こんなことをしていると
切り替えの激しいバスケットでは
10点程度の点数はすぐに入ります。
結局このQはほとんどいいプレイが
見えないまま、逆転され6-18。
34-40と逆に6点差をつけられて
最終Qに臨みます。
リードされて追いかける立場の最終Q。
メンバーはそのまま。立ち上がりにいきなり
相手に決められ8点ビハインド
ですが
まだ慌てる必要はありません。
OFは一つ一つのプレイを丁寧に。
DFは持ち味の激しさでアグレッシブに。
当たり前の事をしっかりやれば
十分追いつけます。
ですが、ウチに流れを引き寄せるために
何かきっかけがほしい。
と思った頃、OFの場面で
この試合のために練習してきた
セットプレイがうまくいきました。
そして次の場面では⑧T君が
気迫あふれるプレイ。🔥

↑ ちょっと見えにくいですが。
自分が触ってエンドラインから
出てしまいそうなボールに飛び込んで
空中でキャッチ。そのままコート内に
戻したボールが相手のDFにあたり
ラインの外へ。マイボールにしました。
いわゆる
『ルーズボール
に飛び込む。
』
誰でもできるプレイです。ですが
これを必死にできる選手は
小学生に少ない気がします。
※むしろNBAやBリーグなど最高峰の
選手たちの方が泥臭く、こぼれ球に
飛び込む執着心を見せてくれます。
実はチームに勢い、流れを呼び込むのは
こんな当たり前のプレイなんです。
そしてこのあたりから我がチームの雰囲気が
良くなり、追い上げムードが出てきました。
この劣勢の終盤で、3Qの停滞がうそのような
生き生きとした子供達。

立て続けにゴールが
決まり、残り時間が3分の頃には
44-46の2点差まで詰め寄り
ここで相手がタイムアウト。
タイム明けも勢いの乗っているのは我々。
相手も追い上げられるプレッシャーから
ミスもありました。
そして残り時間が2分を切る頃に。
⑤H君のすごいプレイが。

↑ 両手を上げてDFしてる相手を一度
体をしずめてかわし、そこから
レイアップシュートへ。
ダブルクラッチってやつです。
左の⑥N君のこの手は何でしょう??
この難しいシュートが決まって
ついに同点に追いつきました。
さあ。試合はついにクライマックスへ。
いつもながら胃が痛く、寿命が縮む
試合展開です。
ですが、ここまでくればあとは
技術よりも気持ちの方が大事。
コートの5人の勝ちたい気持ちが
上回った方が勝つのです。
ここからはお互い、プレッシャーもあり
OFは思ったようなプレイができていません。
無理もありませんね。
そしてお互い得点ができない状況で
時間が残り1分頃、我がチームが
相手の⑩にファールをし、フリースローを
与えてしまいました。
相手⑩は2Qでほとんどの得点をあげた
攻撃力の持ち主。シュートも上手でしたが
この緊迫した場面でのフリースローを
決めてくるメンタルを持っているのか?

↑ いいシュートです・・・。
そんな⑩のフリースローは2本とも成功。
残り時間が1分程度の中、再び2点の
ビハインド。ですが、時間的にも
まだ2.3回の攻撃のチャンスはあるはず。
慌てず、とにかくまずは1本決めて
再び同点に追いつきたいところですが
子供達には相当なプレッシャーが
かかってるのが、ベンチから
見てわかるくらいです。
ですが、それは相手も同じ。
お互いシュートまでいけない
ごちゃごちゃな
行ったり来たりが続きます。
そうして時間は過ぎていき
2点ビハインドのまま、我々のDFに
ファールが起き、残り時間20.8秒で
相手ボールに。
しかもファールだったので
相手の攻撃時間24秒ルール
はリセットされます。
※相手はスローイン後、この20秒を
キープして逃げ切れる状況。
我々が圧倒的不利なんです。
そして石川、この時のために
とっておいたタイムアウトを要請。
子供達に最後の指示をします。

この状況での指示は・・・。
①まずは5秒間相手にスローインを
させないようにがんばる。
時間が動くのはコートにパスが入り
選手がボールを保持してからです。
5秒スローインをさせなければ
5秒ルールで時間は動かず
我々のボールになります。
②スローインをされてしまったら
ボールを保持した選手に
詰め寄りボールを奪いに行く。
場合によっては二人がかりです。
そしてボールを奪ったら、とにかく
全速力でゴールを目指しシュート。

これしかありません。
あとは選手たちを信じるのみ。
さあ!この圧倒的に不利な状況から
奇跡は起こせるか?
運命のスローインです。
そんなスローインからの再開ですが
5秒は守り切れず、ボールは
我々のベンチ前の選手に渡ります。
しかし、子供達そこから慌てずに
石川の指示通り、ボールマンを
二人がかりで必死に追い詰めにいきます。

すると圧倒的に有利な相手選手にも
かなりのプレッシャーはかかってました。
この二人がかりのDFに慌てて
トラベリングの反則。
作戦通り見事マイボールに。

時間は2秒しか消費せず
残り時間18.1秒。これだけあれば
十分に攻撃ができます
奇跡を起こす準備は整いました。
次の攻撃も子供達の判断に任せます。
ボールを任せられたのは⑧T君。
スピードに乗ったドリブルで
一気に相手ゴールに向かいますが
相手も必死のDF。T君も何とか
打開しようとがんばりますが
何度もDFにつかまり、万事休す。

ここで無情にも試合終了のブザー。
奇跡は起こりませんでした。
と思いきや、上の写真のT君。
ボールを相手に奪われましたが
まだあきらめずボールから
手を離していません。
この競り合いからこぼれたボールが
近くの相手選手の足に当たり
これがキックボール
の判定。
何と時計が1秒戻されて
相手ゴール下付近から
我がチームのスローイン。
ものすごい命拾い。
奇跡の可能性が
首の皮一枚で残りました。
さあ!次の1プレイが本当に最後。
奇跡を起こせるか。
といっても時間は1秒なので
スローインのパスを受け取ったと
同時にシュートしなければなりません。
そのためには
相手DFのマークを振り切って
シュートできるエリアでパスを
キャッチし、さらにシュートを決める。
パスをする選手もそれに合わせた
最高のパスをする必要があるという
本当に奇跡を起こすレベルの難易度のプレイ。
タイムももうとれない、この短時間の中で
コートの選手たちが自分達で
その役割を誰に託すか?も
選択しなければなりません。
そんな子供達の選択。
シュートを任されたのは
やはりキャプテンの④H君。

↑ スローインの際も④H君以外は
外に出て、みんながH君の
プレイを見守ります。
DFを振り切り、ゴール付近でパスを
キャッチ。そして写真の通り、DFの
ブロックをかいくぐってシュートへ。
そして同時に試合終了のブザー。
そんなシュートは・・・。
惜しくもリングに嫌われ外れました。
試合終了です。最終スコアは46-48。
奇跡は起こりませんでした。
本当に惜しかった。
残念ですが、子供達は持てる力を
出し切って、本当によくがんばりました。
素晴らしい成長を見せてくれました。
この試合は石川的には悔しい想い。
よくがんばったという想い。
どちらも入り交じり、今までにない
不思議な感情でした。
その後の様子はまた次回の
ブログで紹介していこうと思います。
久しぶりの公式戦
の熱い試合に
メチャクチャ長い記事になって
しまいましたが、お付き合いいただき
ありがとうございました。


