石川レポート web版

石川レポートWeb版。当社の営業担当石川が、スミノイエの情報や家づくりのこと、プライベートのできごとを綴ります。

2022/06/01

意外なトラブル( ゚Д゚)  解決編

こんにちは。



久しぶりの再開を
毎週楽しみにしている
石川です。
 
↑ 休みの日の楽しみです。



大人気マンガ『キングダム』
アニメ第4シリーズが4月から始まってます。



原作はずっと読んでますが、今回のシリーズの
お話は正直あまり覚えていない・・・。
なので、むしろ好都合です。
新鮮な気持ちで毎週楽しんでますよ。





さてさて。今回は前回の続き。
 
↑ 水道の様子の図面です。



現在着工中のお客様、M様の
水道引き込み工事で問題発生



お隣の歩道のロードヒーティングが
M様の敷地前の歩道までまたがっており
それが水道の引き込み工事の
障害になってしまってました・・・。



色々考えた結果の代替案は
当初の予定の位置からの引き込みを
敷地の反対の別の場所から引き込む。
というもの。
 
↑ 左の矢印が代替案。



しかし、この代替案は引き込みの距離が
長くなってしまったり、道路を横断して
施工することになり、費用が当初よりも
275,000円も増えてしまいます・・・。



しかし、何かしらの方法でこの引き込み工事を
しなければ、お引渡しができません。
キレイなお水が出ないなんてありえません。



いずれにしても、まずは状況をM様に報告。
すると『えー。水道が出ないのは困るけど
そんなにお金がかかるのも困ります・・・。』
とのこと。当然ですよね。



何とか根本的に別の方法を考え直すか?
費用をウチの会社やお隣と交渉して
折半にできるのか?など、M様と会社と
業者さんと各方面と打ち合わせです。



そんな中、M様から『やっぱりウチが
お金を払うのはいやなので、札幌市から
お隣に話をしてもらうことは可能ですか?』
と連絡をいただきました。



たしかにM様のおっしゃる通り、今の問題は
歩道のロードヒーティングが原因なので
話をするべきは歩道の持ち主の札幌市です。



そして道路や歩道のこの辺のお話の管轄は
各区の土木センターです。
 
↑ 場所はここです。



そして私石川、厚別区土木センターに
行って、早速話を聞いてきました。



土木センターの係の人は事情を説明すると
地図や当時の役所への申請資料や写真を
見せてくれて、丁寧に教えてくれました。



すると驚きの事実が。



係の方は『歩道のロードヒーティングは
ちゃんとルール通りに申請すれば許可は
下りるけど、それは自分の敷地の間だけ。』



『今相談してきてくれてるような、
お隣の敷地の部分の歩道にまたがって
施工するのは絶対に許可は下りないよ。』
とのこと。



そして当時のロードヒーティングの施工写真を
よく見てみると、たしかに敷地の中で
施工していました。
 
↑ 現地の様子です。水色のラインが
  お互いの敷地の境界線です。



それなら、そもそも今回の問題は
悩む必要すらない話です。
本来の予定通りの
水道工事をすればいいだけです。



話を聞いて、M様にご迷惑をかけずに
済んだのは良かったのですが、
納得できない点が1つ。



今回のトラブルの発端は水道屋さんが
持ってきた上の書類です。
 
↑ 右上の青い四角に注目。



水道屋さんがこの話をしてきた根拠は
この書類ですが『札幌市水道局』
書いてあります。



水道局の書類ということは
公的な書類ですよね。それが土木センターが
『絶対に認めない』といってる事に対して
間違った表記がされてるのは
どういうことなんでしょう???



土木センターの方も『ウチと水道局との
やり取りの際に間違って伝わったんだろうね。
けっこうあるのさ。』とのこと。



けっこうあっちゃ困ります



というわけで、困ったトラブルでしたが
無事解決。M様にはご迷惑をおかけしました。
トラブルの際には様々な角度から解決策を考える
のが本当に大切だと再認識しました。



視野を狭くせずに、固定観念を持たずに
調べられることは入念に調べて、物事を
円滑に進めなければと思います。
そんなお話でした。

情報発信リーダー 石川へのお気楽メール相談フォーム