石川レポート web版

石川レポートWeb版。当社の営業担当石川が、スミノイエの情報や家づくりのこと、プライベートのできごとを綴ります。

2018/12/05

2018 ミニバス秋季大会 決勝リーグ③

こんにちは。





さあミニバスの秋季大会。
いよいよブロックの優勝決定戦です。
興奮気味の石川です。




5月の春季大会も今回と同じ相手と
全勝同士の決勝戦で、惜しくも
2点差で敗れています




そんな春季大会とほぼ同じ
シチュエーション。この時のために
子供達も我々もがんばってきました。


↑ 試合開始前に最高に元気な声で、
  相手を圧倒できるように
  円陣を組んで声を出します。
  『絶対勝つぞ~





気持ちよく勝って、一位で全市大会へ
出場できるか?春季大会のリベンジは
なったのか?
さあ試合開始です

 
↑ 『よろしくお願いします





相手は市内でも屈指の選手の④がチームの柱。
相手の得点の7割以上が彼です。そして最近は
④がまわりを引きつけ、長身の⑩にパスを
つなぐというコンビプレイも良くなってます。





僕が何か月前から準備していた作戦は、
とにかく④を徹底して止めること





④がボールを持ったなら、すぐに二人がかりで
DFし、パスをさせ彼からボールを離させる。
そしてボールを離した④にピッタリくっつき、
ボールを持たせないようにする。


↑ ④は長身なので、ゴールに近づけてはダメ。
  攻め込んできたら、2人3人がかりで囲みます。




そして一人目が抜かれても、次のカバーが
すぐに出られるように、カバーがいる方へ
④を誘導するDFを徹底しました。




さあ子供達は作戦通りに動けたか?
そんな立ち上がり、まずはC君の
ゴール下で先制。まあまあの立ち上がり。

 





攻撃面は全員の積極的な姿勢で、全員が得点。
シュート時にファールをもらい、
フリースローもまあまあ入りました。





問題のDFは、最初は簡単にやられてしまって
ましたが、徐々に慣れてきました。しかし④の
攻撃力はすさまじい・・・
わかっていても止められません。

 
↑ それが入るのというシュートも
  いくつもありました。





④の圧倒的攻撃力VS全員バスケのウチ。
1Qはほぼ互角の12対11
ウチの1点リードです。
ちなみに相手の11点は全て④です。





続く2Q。相手は長身の⑩に注意ですが、
④がいない分、我がチームが有利。
ここでできる限りリードを広げて
後半戦を有利に戦いたいところです。





ウチの攻撃は長身のT君が躍動します。
高さを生かして、ゴール下でシュート。
フリースローも2本とも決めました。

 
↑ T君はフリースローは練習しました。
  練習は嘘をつきません。





DF面はというと、ウチの長男が相手を
全く止められず、数的有利を作られ
⑩に簡単に得点を許します。

 
↑ 長男は前の試合でも彼を
  止められませんでした。





しかしこの後は少しDFが良くなり、
ボールを奪い速攻
そしてこのパターンが続けて決まり、
一気に流れがウチにきます。

 
↑ T君も速攻に参加。
  しっかりシュートを決めました。




ここでウチのリードは9点まで広がりました。
しかしリードは何点あったっていいのです。
一気に畳みかけたいところです。





しかしここからがウチのチームの弱さ。
この勝負所で立て続けに凡ミス・・・。
なんだかいつも同じことを書いてる気が。






勝負どころのにおいを感じ、一気に畳みかける
どころか、リードに安心し気が抜けます。
結局いい流れをものにできず、リードは
たったの5点で後半戦に臨みます。




23対18の5点リードではじまる3Q。
ここからはお互いベストメンバーです。
しかし我がチームは、何故か3Qが弱い。





5月の春季大会のこの相手との試合は
前半で大量18点リード
したにも関わらず、
3Qで一気に追いつかれ逆転負け
という悪夢のような展開でした。





なので、僕は何点リードしても安心
できないんです。ですが、5月の悔しい
想いを子供達は覚えているはずです。





そんな大事な3Q。しかし、このQは
5月の悪夢の再来でした・・・。





攻撃面では、ボールを持っている人以外が
全く動きません・・・
この日2試合目なので
スタミナが切れたのか?何なのか???


↑ 私石川、普段はおとなしくベンチに座って
  見ていますが、この時は立ち上がって大声で
  『ボール持ってない人が動け』と
  指示しています。




OFが動かなければ相手DFを崩すことができず、
スムーズにパスも回りません。cheekyそして
そんな状況で一人でボールを持ってる
S君がDFにつかまります・・・。





そしてボールを奪われて速攻。やられないように
気を付けていた④と⑩のコンビプレイも決められ
あっという間に追いつかれます。

 
↑ ⑩はシュートが上手になってました。





この試合でリベンジし、優勝する事を目標に
この日までがんばってきたはずなのに、
子供達から『勝ちたいという
気迫が全く伝わってきません。





そんな3Qはまさかの
6分間ノーゴール
0対8と全くいいところがなく、23対26と
逆に3点ビハインドで最終Qです。





最終Qが始まる前の1分の休憩は、
本当に怒りました
一生懸命戦う姿勢を見せて、うまく
いかないなら仕方ないです。





ですが、指示通りに動かない、
仲間を助ける気持ちがない、
絶対に勝って優勝するという気迫がない。





こんな状態で勝てるわけがありません。
この大事な決勝戦で、こんな情けない姿を
見せられるとは・・・。





それでも泣いても笑っても
あと6分で決着です。
そんな最終Q、いきなり失点し点差は
5点に広げられます・・・。




ですが、あとは子供達が最後の力を
ふり絞りがんばるだけです。
僕ら指導者はそれを信じるのみです。




この程度の差は、2分もあれば十分追いつけます。
まだまだ慌てる必要はありません。本来の
課題の④を抑える事に全力を尽くすのです。





最終Qで④を封じる大役を任せたのは
ムードメーカーのR君。3QはOFはダメでしたが、
R君は④の得点を4点に抑えていました。


↑ ④にピッタリつき、簡単にボールを
  持たせません。DFは気持ちです。






普段は決してDFは得意じゃないR君、しかし
周りのカバーと『絶対に守るという
強い気持ちが④にプレッシャーを与えます。





そして最終Qの中盤、このR君が
やってくれました
④から立て続けにボールを奪い、そのまま速攻。
※ノーマークのシュートを外したり、彼らしい
 ミスはありましたが、値千金の活躍です。

 
↑ 相手の不用意なパスを狙い、ボールをカット。





 
↑ そしてそのままシュート。素晴らしい。





彼がもたらせてくれた勢いが仲間を奮い立たせ
残り時間約3分で、ついに
同点に追いつきます
試合を振り出しに戻しました。





ですが、両チームの子供達は
どちらもかなり疲労の色が見えます。
※特にウチのチーム。
特に④を守って、攻めもがんばってるR君の
足がかなり限界に近づいてました。





しかしこの日のラッキーボーイ
間違いなく彼。疲れてはいますが、
④を最後まで任せることにしました。





しかしこの選択が裏目に・・・。
こんな場面で力を発揮してくるのは
やはり④。この場面で『これぞエース
というプレイで得点してきます。

 
↑ 難しい体勢のシュート。ですが、
  このシュートを決めてくるんです・・・。
  彼は普段は優しくて、礼儀正しい、いい子ですが、
  試合で相手となると憎らしいくらいです。





うちも大黒柱のC君のがんばりで何とか
食らいつきますが、この2点差が縮まらず
残り時間が1分を切った場面で相手ボール。





ここを絶対守り切り、マイボールにして
次の攻撃で追いつく。という状況は
コートの子供達もわかっています。





こんな場面で攻撃を任されるのはやはり
④のはず。全員で④を徹底マークです。
しかし④はここでも落ち着いていました。
そしてR君はもう限界でした・・・。





ウチDFの隙間をぬって、ゴールへ。
そしてC君が待ち構えるゴール下までは
行かず、止まってミドルシュート。

 
↑ 運命のこのシュートは・・・。








スパッ
無情にもゴールに吸い込まれました。
これで残り40秒で4点ビハインド。
万事休す




この後も最後まで追いつこうと
攻め続けましたが、シュートは決まらず
そのままタイムアップ。





最終スコアは30対34
今回もリベンジはなりませんでした。
惜しくも準優勝でした。




チーム力はほぼ変わらないですが
相手の方が勝利に貪欲で、最後まで
集中力が途切れませんでした。





彼らは夏に全市大会で優勝し、全道大会を
経験した実績、自信が接戦になった時や
苦しい場面で発揮されます。色々なチームが
惜しいところまで追いつめるのですが、
最終的には負けないんです。




その経験と指導者の能力がウチとの大きな差
だと痛感しました。実力が近い同士の戦いは
指導者の戦略が大きなウェイトと占めます。





勝たせてあげられなかったのが、
本当に子供達に申し訳ないです・・・。
ですが、これで終わりではありません。


↑ 閉会式の様子。





春季大会で果たせなかった
『全道大会出場』の目標は
次の全市大会で達成すればいいのです。





今回の反省点は全市大会まで、まだ
2週間近くあるので、修正できるはず。
気持ちを切り替えて、
次の全市大会に臨みますよ。


↑ 準優勝だって立派な成績だよ。
  殊勲のR君は悔しさのあまり号泣。
  『お前のおかげだよ。よくがんばった
  と褒めてあげたら、また号泣。
  こっちがもらい泣きしそうでした。





全市大会の様子は次回に続きます。

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