石川レポート web版

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2019/11/29

ミニバス 6年生最後の公式戦 いざ決戦

こんにちは。







いよいよ6年生の集大成
秋季大会に臨んだ
我がミニバスチームです。


↑ 試合前の円陣は
  とにかく大きな声で。







前回の記事でお伝えした通り
相手はブロックの4位5位の強敵。
この2チームに勝つのは
正直なところ厳しい・・・。









組み合わせは秋のリーグ戦の結果で
シードのチームが振り分けられるので
シード外の我がチームは、最初から
シードのチームと当たるのは決まってました。








ですが、最初からあきらめているわけでは
ありません。そして勝ち負け以上に
大事な事もあるのです。









自分達が夏から積み上げてきたものが
強豪相手にも通じるのか?
自分達が納得できるプレイができるのか?
ここがポイントです。










さあ大事な初戦の試合開始です。


↑ 我がチームは黒のユニフォーム。









相手は長身の④がキャプテンでエース。
彼は自分で切り込んで得点もできますが、
周りの子を上手に使うこともできる
とってもいいプレーヤー。










彼を自由にさせるとペースを
もっていかれますので、身長差は
ありますが、ウチのキャプテン④の
R君に彼のマークを任せます。

 
↑ 相手の④は司令塔の役目もこなします。










僕が学生の頃(20年以上前)は、大きい選手は
ゴールの近く。小さい選手はボール運びや
ロングシュートを狙うなど、それぞれの役割が
わりとハッキリと分けられていました。









しかし最近のバスケットはその概念は
かなり変わってきました。大きい選手も
ロングシュートを狙ったり、司令塔を
やったりというのは当たり前。










我々指導者も一つの事しかできない
選手ではなくオールラウンダーの選手
育てるよう指導方針も変わってます。









試合はと言うと、序盤は8-2とリード
されながらも、なんとか全員で食らいついて
ましたがここでアクシデント









ウチの④R君が転んだ際に相手に
ぶつかってしまい、口から流血・・・。
本人は『大丈夫です。』と
言ってますが、血が止まるまで
交代するようにと審判からの指示。









予想外ですが仕方ありません。しかしウチには
R君の代わりなどいません。2年生の我が家の
次男が代わりにコートに入ります。









しかしR君が抜けたチーム状況はもうガタガタ。
ボール運びもままならず、相手の得意の
速攻やスクリーンプレイに翻弄され、
この1Q終わってみれば23-2と大差に。









厳しい状況ですが、続く2Qは副キャプテンの
K君に期待します。今年のチームではK君が
僕に一番怒られたです。









正直、彼は運動能力は高くなく、なかなか上手に
なりませんでした。性格的な部分も後ろ向き
だったり、うまくいかないのを周りや環境の
せいにしたりするところがありました。









僕は大人でも子供でも仕事でもバスケでも
これが嫌いですうまくいかない
ことを自分以外の何かのせいにしている限り、
その人に成長は望めないと思ってます。
結局は全て自分のせいなのです。










そんなK君、最近では積極的になり、
チームのためにできる事を自分なりに考え
夏頃からプレイでチームを盛り上げて
くれる場面が多くなってきました。

 
↑ こぼれたボールに飛び込みます。
  実はこういう場面が盛り上がるのです。









この試合でもミスも多いのですが
味方を生かすプレイやDFもがんばりました。
副キャプテンらしい姿でした。それを見た
後輩達も先輩達のためにがんばってました。


↑ たくさん練習したフリースローも
  しっかり入りました。








しかしこのQも6-19、前半が終わって
8-42とほぼ勝負はついている点差。
実力差はわかってましたが、1Qの
アクシデントが痛かった・・・。









そしてお互いベストメンバーで臨む後半戦。
もう一人の6年生、H君もがんばりました。
彼は3月に入団して、経験はまだ1年未満。









それでもがっちりした体格を生かし、
ゴール下でのシュート、リバウンドを
がんばってくれました。

 
↑ ゴールを背にしたポストプレイ。










大会前の最後の練習後、6年生全員に
大会へ向けてそれぞれ抱負を語って
もらいましたが、H君は
『ゴール下のシュートは全部入れる
と堂々と宣言。










しかしこの試合では、そのゴール下の
シュートは半分程度しか入らず
ベンチも応援席もずっこけました
 







3Qが終わり12-60とますます離されました。
試合の勝敗は決してますが、関係ありません。
最後まで自分のプレイができるかどうか?









最終Qは予想通り、相手は主力を温存。
控えメンバーが中心です。
それでもやることは同じ。ここで
これ以上やられるわけにはいきません。












6年生や次期キャプテン候補の⑦のS君も
がんばりました。最終スコアは
23-67でしたが、この4Qだけを見ると
11-7となんとか一矢報いました。










負けはしましたが、よくがんばりました。
しかしすぐに次の試合があります。
次の相手も同じくらい強いですが、
ウチは2試合目、相手は初戦です。











そもそも相手が格上なのに、体力面でも
我がチームは不利。厳しい戦いです。
どうなったかというと・・・。










相手はウチの次の試合に照準を絞っていて
相手に偵察されないように、いつものメンバーを
ばらばらにしてウチとの戦いに臨んできました。
主力を2戦目に温存する意向も見えます。









僕としては手を抜かれているようで
悔しい想いですが、仕方ありません。









1試合目の4Qと同じで『控えのメンバーに
好き勝手やられるほどやわじゃない
目に物を見せてやれ
と選手達に伝えてコートに送り出しました。








それでも相手は強かった・・・。
最終的には30-51と最終の4Qしか
得点は上回れませんでした。










それでも最後の試合では6年生3人が
全員バスケットカウントを決め、
フリースローも決める
『3点プレイ
を決めてきてくれました。









キャプテンのR君も不完全燃焼だった
1試合目の分も走り回り、キャプテンらしい
プレイを見せてくれました。










これでこの代のチームの公式戦が終わりました。
しかし6年生達は涙もなく、満足そうな表情で
胸を張ってくれました。









試合の結果だけを見ればどちらも完敗です。
しかし自分のできることをやり切れたか?
という課題には3人とも『やり切れた。
との答えでした。ならOKです。








6年生にとってのミニバスでの公式戦は
これで最後。しかし3月31日までは
我が少年団で活動します。
6年生向けの大会もいくつかあります。










チームは次の代に移行しますが、6年生も
3月までチームの一員です。3人ともそろって
『中学でも続けます。
言ってくれたので6年生は後輩のため、
中学に向けて自分達のために
がんばってもらいます。









本当にどの代も個性的な子が集まり、気づけば
あっという間に大きくなっていきます。
引き続き、バスケットを通して、人間的にも
成長してもらいたいものです。











最後の大会なうえに、2試合分だったので
長くなって申し訳ありません・・・。

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