石川レポート web版

石川レポートWeb版。当社の営業担当石川が、スミノイエの情報や家づくりのこと、プライベートのできごとを綴ります。

2018/02/10

新日本プロレス 2018②

こんにちは。



元々は全日本プロレス派の石川です。
昔からプロレスと名のつくものはメジャー、
マイナー、関係なく見てきました。



アントニオ猪木の新日本プロレスか?
ジャイアント馬場の全日本プロレスか?
昔からこの2団体が人気を二分してました。
どっちが強いかは永遠のテーマです。



僕が見始めた頃は新日本プロレスは、
武藤蝶野橋本
闘魂3銃士


↑ 若い武藤選手、蝶野選手は
  昔も今もカッコいい。




全日本プロレスは、
三沢川田小橋田上
四天王
これらの選手が中心でした。


↑ 左下の小橋選手。いい写真です。



僕は新日本では武藤敬司選手、
全日本では小橋選手、四天王の後のスター
秋山選手が好きでした。



その後、全日本プロレスは分裂し、
上の選手もほとんどが引退したり、
亡くなったりと寂しいものですね。



しかし、今も新日本プロレスの選手たちは、
本当にがんばっています。人気も当時に
決して負けていないと思います。






そんなわけで、前回の続きです。
消化不良の内藤選手の試合。
これを解消するのはチャンピオンの仕事です。



現IWGPチャンピオン、
オカダカズチカ選手の登場です。
今は王座を9度防衛中です。強い


↑ 一番右がオカダ選手です。



今回はオカダ選手率いるユニット『CHAOS』と
内藤選手率いるユニット『LIJ』の戦いです。
『LIJ』のSANADA選手は、次回オカダ選手の
タイトルへの挑戦が決まっています。



また『LIJ』のEVIL選手も、次回
『CHAOS』の後藤選手の持つ『NEVER無差別級』の
タイトル挑戦が決まっています。



対戦カードはこう。

オカダ        EVIL
後藤    VS    SANADA
外道         BUSHI



両チーム、お互いの次回の戦いに向けて、
激しい戦いが予想されるので、
試合内容も期待できます。



しかし、ここでも消化不良が・・・。
序盤は火花散る展開でしたが、
10分過ぎに小柄なBUSHI選手が
オカダ選手に捕まります。



その後、オカダ選手の絞め技
『コブラクラッチ』でBUSHI選手
あっさりギブアップ・・・。



ええええええーーー
と会場と僕。隣の二人は・・・???
これはいけません。



見せ場的な場面はほぼなく、
各選手の必殺技は全く見れず・・・。
オカダ選手の必殺技『レインメーカー』
二人に見せたかった。




※しかしこの後、マイクパフォーマンスを終えた
 オカダ選手がSANADA選手を襲撃。試合より
 こっちの方がおもしろかった。




オカダ選手でも解消できない消化不良。
これを何とかするのは
IWGP USヘビー級チャンピオン
ケニー・オメガ選手です。

 
↑ 見にくいですが、右側の赤いベルトを
  方にかけてるのが、オメガ選手。



オメガ選手は、今の新日本プロレスで
オカダ選手、内藤選手と並んで3強
この3人の試合は、いつも名勝負でハズレなしです。



この試合も3対3の戦い。オメガ選手率いるユニット
『BULLET CLUB』が抜群のチームワーク
見せます。オメガ選手は一人でも当然強いですが、
チームワークも巧い。さすがです。



相手チームの良さを出させる前に試合を決めました。
しかし、アシスト役だったオメガ選手。今回も
必殺技『片翼の天使』は見れず・・・。cheeky


↑ 『片翼の天使』解説です。
  まずは相手を肩車状態にし、



 
 
↑ 相手の腕を引き、頭をつかんで
  そのままマットに真っ逆さま・・・。
  オメガ選手は本当に強いです。




そんなこんなで、気づけば残る試合は
メインイベントのみ。頼むぞ
新日本プロレスのエース



エースの棚橋選手は現IWGP 
インターコンチネンタル チャンピオンで
今回は5度目の防衛戦です。



対するは、『鈴木軍』ボスの
鈴木みのる選手。鈴木選手は約1年前の
札幌でもオカダ選手と激闘を繰り広げました。


↑ イケメンの棚橋選手(念のため左
  いかつい強面の鈴木選手(念のため右



去年の記事はこちらから



棚橋選手はチャンピオンですが、去年は
怪我が続き、今回も右ひざを痛めた状態です。
鈴木選手相手にこの状態は危険です。
 
 
↑ リング上の不気味な雰囲気の鈴木選手。
  右側の花道で華々しく入場してるのが棚橋選手。



鈴木選手はUWF,藤原組、パンクラスなどの団体を経て
総合格闘技の戦いもお手のもの。関節技の技術も
今の新日本プロレスでも1,2を争う腕前です。


↑ クラシックな関節技『脇固め』です。
  鈴木選手の脇固めの入り方は芸術的です。
  隣の二人は???です。




おそらく棚橋選手の痛めてる右ひざを
徹底的に攻撃することが予想されますので、
今の棚橋選手にとっては最も怖い挑戦者です。



そんな中、試合開始。やはり序盤から鈴木選手は、
棚橋選手の右ひざ狙いです。棚橋選手も負けじと
足を攻め流れをつかもうとします。



しかし鈴木選手は関節技以外にも、エルボー
張り手(ビンタ)、キックなどの打撃も強い。
さすがベテラン。基本が素晴らしい
 


しかも、いつもはタイトルマッチでも、
『鈴木軍』のメンバーが乱入し、鈴木選手を
アシストする反則があるのですが、今回は
一切なし。正々堂々1対1の戦いです。



棚橋選手も足の痛みに負けず、
スリングブレイド、ツイスト&シャウト
ハイフライフローなどの必殺技で応戦。


↑ 棚橋選手の必殺技
  『ハイフライフロー』です。
  素晴らしい跳躍です。



しかし痛めてる足が技のキレ、スピード、威力に
影響してきます。返し技も上手な鈴木選手が
それを見逃すわけがありません。



どれも絶妙のタイミングで、
足殺しの関節地獄の始まりです・・・。

 
↑ まずはこちらもクラシックな
  『足四の字固め』。これも本当に痛い。 
  ちなみにこのまま裏返しになると
  鈴木選手も痛くなります。




 
↑ これは複合技。
  膝を『膝十字固め』で逆方向にねじり
  さらに足首は『ヒールホールド』でねじります。
  一つでも痛いのに、二つだなんて・・・。




試合の後半は、棚橋選手がかなりの長時間
これらの技で足を痛めつけられる展開。
しかし棚橋選手もチャンピオンの意地



どれだけ痛めつけられて、苦しくても
ギブアップしませんしかし
悶絶する棚橋選手はあまりに痛々しい・・・。



そして試合終盤、散々足を痛めつけた後に
勝負をかけた鈴木選手の必殺技
『ゴッチ式パイルドライバー』がさく裂。

 
↑ このまま頭をマットに叩きつけます・・・。
  相手の足の間で手をロックするのが
  『ゴッチ式』です。



通常ならここから、フォールにいき、
3カウントで勝利を狙うのですが、
鈴木選手、怖すぎます・・・。



頭を打ってグロッキー状態の棚橋選手に対して、
更に膝十字固め容赦なく膝を痛めつけます。
これほど相手の弱点を徹底して
攻める選手を見たことがありません。



再び関節地獄。会場も『もうやめてくれー
という空気が漂い、棚橋ファンの悲鳴が響きます。
もう誰が見ても、ここからの棚橋選手の逆転は厳しい・・・。



そして見かねたレフェリーが
ついに試合をストップ
30分を越える激闘が終わりました。
会場は『あ~あというため息。



そして試合後の鈴木選手。
タンカで運ばれる棚橋選手に、


↑ 『あそこが痛い、ここが痛いと言ってるやつが
   俺に勝てるわけないだろ。お前にもう
   奇跡は起こらない。』会場も静まり返りました・・・。



今回の試合は鈴木選手は2つ目的があったとのこと。
1つは棚橋から『参りました。と言わせること。
2つ目は棚橋を徹底的に壊すことだそうです。



今回の徹底した鬼の攻めは、こんな理由からでした。
鈴木選手、怖すぎますそして強い
もう50歳目前なのに、衰えを感じさせません。

※そして棚橋選手は翌日から
 2週間の欠場に追い込まれました・・・。



僕はこの試合は本当におもしろかったです。
他の試合は消化不良でしたが、それを一掃してくれる
素晴らしい内容だったと思います。



鈴木選手の悪役ぶりは、本当に素晴らしいです。
自分を輝かせ、相手も輝かせる(今回は一方的でしたが
まさにプロレスラーです。



いかつい顔に、悪行三昧の鈴木選手と『鈴木軍』
ですが、鈴木選手は本当はいい人
試合会場では、ロビーで必ずサイン会や握手会を
やっています。この辺もプロですね。



さて半年ぶりのプロレス観戦
初めて観に行った二人に解説するのが、僕の仕事なのに
最後は僕が夢中になって、全然解説してませんでした。



しかも僕は満足ですが、初めて観に行った人が
『おもしろいです。というには
少しわかりにくい試合が多かった気がします。




それでも一緒に観戦した二人は
『楽しかった。また行きたい。
と言ってくれました。



やはりスポーツは生で観戦するに限りますね。
今度の夏も、また試合があるはずなので、
また観に行きたいなと思います。



※やっぱり記事は長くなりました。
 興味のない人、ごめんなさい・・・・。

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